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女子美のワークショップが終わりました

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2009年5月1日、神奈川県の女子美術大学芸術学科「ユニバーサルアート研究」の授業で、学生約50名と、神奈川在住の見えない人/見えにくい人(他府県の方もいらっしゃいました)との、出張創作ワークショップ「音の街・さわる街・見る街」をしてきました。学生50名・・・多い!!

ビューとしては、創作ワークショップの出張も初めてでしたが、50名を対象というのも初めての試みでした。関心のある外部の人や、他の学科の学生、教授などもオブザーバー参加されていました。
緊張と熱気の中、無事終わりました。

ワークショップは、ファシリテーターを光島さんに、そのアシスタントとして阿部が参加しました。

プログラムは、まず目をつぶって、光島さんが歩くその街の音(準備した録音物)を聞きました。白杖の音、足音、その反響音、バスや地下鉄のアナウンス、通り過ぎる人の声、しゃべりかけられる声など、光島さんが歩くとともに、その場の空気や街の気配がリアルに感じとれました。
その後は、アイマスクをして、指先で絵を2枚触りました。線をたどって、そこから広がっているだろう世界を体感しました。
休憩をはさみ、次は、見えない人/見えにくい人1名を含む4名グループで、街の絵を描きました。画材は、布、紙、プラスティック、毛糸、ボタン、などの廃材。
見えない人/見えにくい人が、リードして彼らのイメージを形にする手伝いをしてもらいます。さすが美大生!そして強力なチームワーク!すごい勢いで、すごいものが出来上がってきました。
できあがったら、美術館で企画中の「CaptionCaption」展のたくさんあるキャプションから、創った作品のタイトルを一枚選んでもらいました。

作品は見えない人の持つ街の世界をちゃんと聞き出し、着実に制作していたグループ、もっとイメージの世界に飛んで自分たちの街を作っていたグループ、学生さんだけのグループは最後までアイマスクをして手触りだけで作成していたグループもありました。

見えない人たちは、他のグループの作品を触り、こういう表現の仕方があったのか、と驚かれた人もいた様子でした。学生さんたちは、見えない人の世界もとても豊かだということを感じることができたのではないでしょうか。時間がなくてばたばたと、プログラムの内容も盛りだくさんで、お腹いっぱいで、消化できないまま終わったかもしれません。アートは、見るだけでなく、感じたり、共感したり、驚きがあったり、今までにない感覚が生まれたり、心にびりびりくる思想や体験が含まれると少しでも感じてもらえたらといいなぁ、と思います。

さて、今回授業で呼んでいただいた柴崎先生、ありがとうございました。
終わってからの交流会も中味が濃いもので、楽しいものでした!

光島さんも人数の多いワークショップをこなしてとても自信がもてた様子。
これからは鑑賞だけでなく、創作の出張ワークショップも依頼があれば続けていきたいと思います。

報告/阿部こずえ

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