ミュージアム・アクセス・ビュー 解散のお知らせ

2002年から20年間にわたって活動を続けてきたミュージアム・アクセス・ビューですが、2022年8月をもって解散することになりました。

昨年8月に活動休止のお知らせをしたまま、なかなか新たなお知らせをすることができず申し訳ありませんでした。
この間、何度かのオンラインでのスタッフ間のミーティングや、スタッフ用のメーリングリスト上でのやり取りを通じて、活動を継続するための新たな運営体制や、オンラインでの鑑賞ツアーの実施方法などに関して話し合いを重ねて参りましたが、現状では新たな運営体制を築くことが非常に困難であるとの認識に至りました。
加えて、2020年以来のコロナ禍の深刻化の下、近距離で人と対話したり、人やものに触れたりすることが多い、これまで行ってきたような鑑賞ツアーやワークショップの実施自体が、感染防止等の観点からもかなり困難な状況になってしまいました。

鑑賞ツアーやワークショップなどへの参加を楽しみにしていただいていた皆さま、日頃より私たちの活動を応援してくださっている皆さまに、たいへん残念なお知らせをすることとなるのは誠に心苦しいことであり、私たちスタッフにとっても非常に残念なことでありますが、上記の事情により解散という選択をすることとなりました。
今後はこれまで培った経験やつながりを基礎に、個々のスタッフで、あるいは有志で、様々な人が共に美術や芸術を楽しむための活動を、多様な形で継続していきたいと考えております。

解散ということになりますので、以後は「ミュージアム・アクセス・ビュー」の団体名で活動することはありません。
今後もし「ミュージアム・アクセス・ビュー」の団体名で活動が行われることがあったとしても、その団体や活動は当団体とは一切関係のないものです。どうかその旨をご理解くださり、ご対応くださいますようお願いいたします。
20年という長い間、ほんとうにありがとうございました。

2022年 8月5日 
ミュージアム・アクセス・ビュー スタッフ


ミュージアム・アクセス・ビューは、2002年の正式発足以来、京都・関西を中心に、美術館やギャラリー等でのことばによる作品鑑賞ツアーや、作品制作など種々のワークショップの開催などを通じて、目が見えない・見えにくい人と、見える人が、共に美術を楽しむための活動を進めてきました。
活動を始めた当初は、見えない・見えにくい人との、言葉による作品の鑑賞の方法などに関して、みんなで意見を出し合って模索を続けました。美術館などの展覧会会場側に、私たちが行う鑑賞ツアーなどを理解していただく難しさを感じたこともありましたが、それも今は懐かしい思い出の一コマとなっています。

鑑賞ツアーやワークショップを重ねる中で、参加者のみなさまもわたしたちスタッフも、ことばをはじめとする視覚以外の様々な感覚の回路を開いて、多種多様なスタイルや方法で美術を楽しむことの魅力を発見したり、その楽しみ方をより広げたり深めたりすることが、徐々にできていきました。
そんな地道ながらも楽しくドキドキするような活動を続けるうちに、美術や芸術の世界でも、障害者や外国人をはじめとする、多様な背景を持つ人たちとの鑑賞や、何らかの支援が必要な人たちの会場等の利用に関する関心が高まり、近年では美術館との鑑賞ツアーの共催や、「さわるコレクション」と称する、美術館発行の見えない人と共に楽しめるパンフレット制作へ参画するなど、活動の質と量を充実させてきました。

数年前までは、関西各地の美術館やギャラリーなどでの鑑賞ツアーと、作品制作など様々なテーマでのワークショップなどを、それぞれ年に数回ずつは開催し、比較的活溌でコンスタントな活動を行ってきました。
このようなビューの歴史や活動内容につきましては、解散後もホームページ、ブログ、facebook は残しておきますので、そちらをご覧いただければと思います。

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ミュージアム・アクセス・ビュー活動休止のお知らせ

皆さま、たいへんご無沙汰しております。
ミュージアム・アクセス・ビューは諸事情により、現在活動を休止しております。
休止中のお問い合わせ、ご連絡につきましては、下記のメールアドレスへお願い
致します。

museumaccess.view@gmail.com

 詳細につきましては、後日改めてお知らせさせていただきます。

「マリー・リエス 二つの世界を繋ぐ橋の物語」展 ふらっと対話鑑賞プログラム

ミュージアム・アクセス・ビューは、9月19日(土)から開催のKYOTOGRAPHIE マリー・リエス 二つの世界を繋ぐ橋の物語展において、「ふらっと対話鑑賞プログラム」を共催します。
申し込み方法やお問い合わせ先がいつもと異なっておりますので、下記内容をよく読んでご応募ください。
以下案内文です。

京都国際写真祭KYOTOGRAPHIEとミュージアム・アクセス・ビューは、マリー・リエス「二つの世界を繋ぐ橋の物語」展にて少人数の対話鑑賞プログラムを共催いたします。

【展覧会紹介】
マリー・リエスは10年の歳月をかけてフランスのパリ盲学校の子どもたちの写真を撮り続けた。
彼女は、パリ盲学校の生徒たちが他者との繋がりを構築するさまを見守り、その過程で生まれる喜びと不安をカメラで撮り続けた。
それは彼らが外の世界へと飛び立つ直前の、最後の子ども時代の物語である。
会場は写真作品やドキュメンタリー映画に加え、日仏の視覚障害関係者と晴眼者が共同で制作した「触る」写真も展示し、来場者がそれぞれの感覚で作品を体感する空間となる。
詳しくは、
https://www.kyotographie.jp/exhibitions/marie-liesse-1/

◆開催日時
2020年 9月22日(日)-10月18日(日)
ふらっと対話鑑賞プログラムは、14:00~17:00の間でお申し込み頂けます。

◆参加費 
入場料(視覚に障害がある方と同伴者1名様は入場無料です)

◆場所
アトリエみつしま Sawa-Tadori(〒603-8215 京都府京都市北区紫野下門前町44)
アクセス https://mtsm.jimdofree.com/access/
TEL:075-406-7093
京都市バス「大徳寺前」で下車 徒歩約5分です。
事前にご連絡いただければ、バス停での待ちあわせ可能です。

今回の展示は、全盲の美術家光島貴之氏が西陣の織物工場跡を改築し、アート施設として今年再開させたアトリエみつしまSawa-Tadoriで行います。

【鑑賞プログラムの内容について】
・1組につき2人~3人の方がペアーとなり、スタッフと共におしゃべりしながら写真に触れながら鑑賞して頂きます。
・事前に申し込みをされた方へは、参加希望日の一週間前から前日までに確認のご連絡をいたします。
・小学生以下の参加者の方は大人の同伴者と共に申し込み下さい。
対話鑑賞プログラム以外での個人鑑賞の場合も事前にお電話にてご予約ください。

【視覚障害者の場合のお申し込み方法】
メールやお電話にて事前申し込みも受け付けします。
・参加ご希望日の2日前まで申し込み可能です。

①メールでお申し込みいただく場合は以下の項目をご記入のうえ、メールアドレス
info@kyotographie.jp
まで送ってください。
・メール件名に「マリー・リエス展 対話鑑賞プログラムについて」と記載ください。
1.お名前
2.お電話番号
3.希望日を9月22日~10月18日の中から一つ選んでください。なお、9月28日、10月5日、10月12日は休館します。
4.希望のスタート時間を 【①14:00 ②15:30 ③17:00のうち一つ選択してください
5.視力や、見え方についてお教えください
6.同伴者の有無
7.以前、言葉による鑑賞や、さわる美術展を経験したことがあるかどうか

・確認後、折り返しメールを送ります。
※希望時間は、マッチングに左右されますので、あらためて調整をさせていただく場合があります。
ご了承ください。

②お電話にてお申込みの場合。
070-4291-3977 までご連絡ください。
留守電になっている場合は、お名前とお電話番号を残してください。
折り返し掛け直します。

※当日欠席などの緊急の連絡は、070-4291-3977まで必ずご連絡をお願いいたします。

【コロナ対策について】
国や京都府、京都市の指針等に基づき、感染症拡大防止対策を行っています。
入場にあたり、マスクの着用、手と肘の消毒、体温測定、来場者同士の距離の確保のご協力をお願いしています。
発熱等の風邪の症状がある方、体調がすぐれない方は、ご来場をお控えください。

KYOTOGRAPHIEとは?
https://www.kyotographie.jp/
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京都国立近代美術館/ミュージアム・アクセス・ビュー 連携企画 令和元年度 第49回鑑賞ツアー 「記憶と空間の造形 イタリア現代陶芸の巨匠 ニーノ・カルーソ」展

『わたしたちミュージアム・アクセス・ビューは、作品を介してお互いに会話を楽しむことを目的として、目の見えない人/見えにくい人と、見える人が「ことば」を使った鑑賞ツアーを行っています。
一人で静かに鑑賞するのとは違って、いろいろな年齢や職業、障害の有無、経験の違う人たちとグループになって作品を鑑賞します。
作品からのメッセージをさぐり、鑑賞を深め、またお互いの「見え方」「感じ方」のちがいを発見、共有しながら作品をみてまわる、新しい鑑賞の試みです!』

◆今回鑑賞する展覧会は「記憶と空間の造形 イタリア現代陶芸の巨匠 ニーノ・カルーソ」展です。
(以下、京都国立近代美術館HPより転載)
イタリア現代陶芸を代表する作家であるニーノ・カルーソ(1928~2017)は、神話性、象徴性を制作におけるテーマの一つとしています。初期は、それらを自己の故郷の記憶と結びつけた装飾的な器物を制作していましたが、次第に古代ローマの遺跡等を思わせる壁面や柱、門などの形態制作を通じて、古代と現代を結ぶ空間の構築へと向かいました。こうしたカルーソの表現は、日本を含め世界中で高い評価を得ています。
本展は、ニーノ・カルーソの偉業を約90点の代表作ならびに数々のデザインワークやスケッチなどの資料を通じて紹介する、日本で初めての本格的な回顧展です。

◆ウェブサイト(展覧会のページです)
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2019/435.html

◎初めて参加される方にも楽しんでいただけるように、鑑賞前にレクチャーを行っているので安心!
◎鑑賞ツアーの前に、特別に美術館スタッフから展覧会の解説をしていただく予定なのでおトク!

◆鑑賞ツアーコーディネーター:ミュージアム・アクセス・ビュー 
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで museumaccess.view@gmail.com

◆開催日時
2020年 2月2日(日)13:00~16:30くらい

◆場所
京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町26-1)

◆募集人数
見えない人・見えにくい人 10名 見える人 20名
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

◆参加費 
500円
※観覧料を含みます!くれぐれもチケットをお買い求めにならないでください!!

◆当日の集合場所/時間
1. 京都国立近代美術館講堂 12:50
2. 地下鉄東西線「東山駅」改札 12:40
※ 参加費に観覧料が含まれています。 美術館講堂まで直接お越しになる方は、チケットを購入せずに講堂まで直接お越しください。
※地下鉄東西線「東山駅」からは、スタッフが誘導します。
また、見えない人見えにくい人の誘導を実践してみたいという見える方は東山駅へお越しください。スタッフが誘導のレクチャーをします。

◆当日のスケジュール
12:45~13:00 受付
13:00~14:00 グループ毎に座って自己紹介や、鑑賞の方法などのレクチャーをします
14:00~15:20 展覧会を鑑賞します
15:30~16:30頃まで 鑑賞ツアーのふりかえりをします

◆会場アクセスは以下をご参考になさってください。
※市バスは混雑が予想されます。なるべく地下鉄でお越しください。
※道が分からなくなったり、助けが必要な時は 080-5352-7005 までご連絡ください。

◆JR京都駅からバスをご利用の方
JR・近鉄京都駅前(A1のりばから)市バス5番 銀閣寺・岩倉行
(D1のりばから)市バス100番(急行)清水寺・銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

◆阪急電鉄・京阪電鉄からバスをご利用の方
1.阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から 市バス5番 銀閣寺・岩倉行
2.京阪祇園四条駅から 市バス46番 祇園・平安神宮行
それぞれ「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

◆市バス他系統ご利用の方
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約10分

◆電車をご利用の方
1.JR京都駅と阪急烏丸駅からは、市営地下鉄烏丸線(国際会館行)に乗り換え、更に烏丸御池駅で、市営地下鉄東西線(六地蔵行)に乗り換え、東山駅下車
2.京阪三条駅から市営地下鉄東西線京阪三条駅へ移動し、(六地蔵行)に乗車し、東山駅下車東山駅から徒歩10分

◆文字によるアクセスマップ
http://www.nextftp.com/museum-access-view/map_2.html

■■■ツアーのお申込み方法/お問合せ先■■■
①メールでお申し込みいただく場合は、以下の項目を送ってください。
・1.お名前 2.連絡先 3.障害の有無 4.障害のある方は同伴者の有無 5.集合場所(どちらに来られるか) 6.過去の鑑賞ツアーへの参加の有無
・メールアドレス museumaccess.view@gmail.com まで送ってください。確認後、折り返しメールを送ります。
②お電話にてお申込みの場合。
・電話 080-5352-7005 までご連絡ください。留守番電話になっておりますので、「参加します!」と録音してください。折り返しご連絡をいたします。

※当日欠席などの緊急の連絡は、この電話番号まで必ずご連絡をお願いいたします。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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たけうち しんいち

京都国立近代美術館/ミュージアム・アクセス・ビュー 連携企画 令和元年度 第48回鑑賞ツアー 「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展

『わたしたちミュージアム・アクセス・ビューは、作品を介してお互いに会話を楽しむことを目的として、目の見えない人/見えにくい人と、見える人が「ことば」を使った鑑賞ツアーを行っています。
一人で静かに鑑賞するのとは違って、いろいろな年齢や職業、障害の有無、経験の違う人たちとグループになって作品を鑑賞します。
作品からのメッセージをさぐり、鑑賞を深め、またお互いの「見え方」「感じ方」のちがいを発見、共有しながら作品をみてまわる、新しい鑑賞の試みです!』


今回鑑賞する展覧会は「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展です。
(
以下、京都国立近代美術館HPより転載)

ファッション、そこには暗黙のルールや駆け引き、あるいはゲームにも似た自己と他者のコミュニケーションが存在します。
歴史的にも、身体を保護するという機能的な意味での「着る」にとどまらず、ファッションは「視る/視られる」対象として、社会生活における自己と他者の関係性の構築に一定の役割を担ってきました。
インターネットとSNSの普及によって、誰もが自らの日常の装いの実践を自由に発信できるようになった現在、私たちとファッションのかかわり方もまた新しい局面を迎えています。
本展では、ファッションやアートのほか、映画やマンガなどに描かれたファッションも視野に入れながら、現代社会における〈ドレス・コード〉をめぐる、わたしたちの装いの実践=ゲームについて見つめ直します。

◆ウェブサイト(展覧会のページです)

「ドレス・コード?――着る人たちのゲーム」展

◎初めて参加される方にも楽しんでいただけるように、鑑賞前にレクチャーを行っているで安心!
◎鑑賞ツアーの前に、特別に美術館スタッフから展覧会の解説をしていただく予定なのでおトク!

◆鑑賞ツアーコーディネーター:ミュージアム・アクセス・ビュー 
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで museumaccess.view@gmail.com


開催日時
2019
922日(日)13:0016:30くらい
場所
京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町26-1
募集人数
見えない人・見えにくい人 10名 見える人 20
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
当日の集合場所/時間
1.
京都国立近代美術館講堂 12:50
2.
地下鉄東西線「東山駅」改札 12:40
※講堂まで直接お越しになる場合は、チケットを購入せずに講堂まで直接お越しください。参加費に観覧料が含まれています。
※地下鉄東西線「東山駅」からは、スタッフが誘導します。
また、見えない人見えにくい人の誘導を実践してみたいという見える方は東山駅へお越しください。スタッフが誘導のレクチャーをします。
参加費 
500

※観覧料を含みます!くれぐれもチケットをお買い求めにならないでください!!
当日のスケジュール
12:45
13:00 受付
13:00
14:00 グループ毎に座り、鑑賞の方法などをレクチャー
14:00
15:20 展覧会鑑賞
15:30
16:30頃まで ふりかえり


■会場アクセスは以下をご参考になさってください。
※市バスは混雑が予想されます。なるべく地下鉄でお越しください。
※道が分からなくなったり、助けが必要な時は 080-5352-7005 までご連絡ください。

JR京都駅からバスをご利用の方
JR
・近鉄京都駅前(A1のりばから)
市バス5番 岩倉行 (D1のりばから)
市バス100番(急行)銀閣寺行
「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

阪急電鉄・京阪電鉄からバスをご利用の方
1.
阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から 市バス5番 岩倉行
2.
京阪祇園四条駅から 市バス46番 平安神宮行
それぞれ「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

市バス他系統ご利用の方
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5
「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約10

電車をご利用の方
1.JR
京都駅と阪急烏丸駅からは、市営地下鉄烏丸線(国際会館行)に乗り換え、更に烏丸御池駅で、市営地下鉄東西線(六地蔵行)に乗り換え、東山駅下車
2.
京阪三条駅から市営地下鉄東西線京阪三条駅へ移動し、(六地蔵行)に乗車し、東山駅下車東山駅から徒歩10


■■■ ツアーのお申込み方法/お問合せ先 ■■■
①メールでお申し込みいただく場合は、以下の項目を送ってください。
1.お名前 2.連絡先 3.障害の有無 4.障害のある方は同伴者の有無 5.集合場所(どちらに来られるか) 6.過去の鑑賞ツアーへの参加の有無
・メールアドレス museumaccess.view@gmail.com まで。確認後、折り返し確認メールを送ります。

②お電話にてお申込みの場合
・電話 080-5352-7005 までご連絡ください。留守番電話になっておりますので、「参加します!」と録音してください。折り返しご連絡をいたします。
※当日欠席などの緊急の連絡は、この電話番号まで必ずご連絡をお願いいたします。
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ミュージアム・アクセス・ビューとは?
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平成29年 第44回鑑賞ツアー 県美プレミアム展Ⅱ「美術の中のかたち -手で見る造形 青木千絵展(仮称)」@兵庫県立美術館

「28回目となる「美術の中のかたち」展では、漆を素材とする青木千絵氏の作品を展示します。
漆の技法で探求された、具象と抽象の融合する身体のかたちをご鑑賞ください」(兵庫県立美術館広報誌より転載)

今年度最初の鑑賞ツアーは、兵庫県からスタートします!
いつもの対話型鑑賞と、少しですがさわって鑑賞できる展示もあります。
「さわって鑑賞」ってどんな感じなんでしょうか? ぜひご参加ください!

・日時:7月23日(日)13:00~16:30

・会場:兵庫県立美術館レクチャールーム
          〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1−1

・参加費:800円(観覧料込)

・募集人数:見えない人/見えにくい人10名 ・ 見える人20名

・集合場所、時間:JR灘駅改札付近 12:20
                          阪神岩屋駅改札付近 12:30
                          兵庫県立美術館レクチャールーム 12:50
              JR灘駅、阪神岩屋駅へは、スタッフが送迎します。

会場へのアクセスは、以下のリンクを参照してください。 http://www.artm.pref.hyogo.jp/access_m/index.html#a1

■■■ツアーのお申込み/お問合せ■■■■■■■■■■■■■■■■■■

1.お名前  2.連絡先  3.障害の有無  4.障害のある方は同伴者の有無 
 5.集合場所のご希望(美術館レクチャールーム、阪神岩屋駅、JR灘駅) 
 6.過去の鑑賞ツアーご参加の有無

以上の項目を、お電話またはメールにてお申込ください。

・電話 080-5352-7005
  (留守番電話になっていますので、必ずメッセージを残してください。   折り返しご連絡します)

・メールアドレス museumaccess.view@gmail.com
  確認後、折り返し確認メールを送ります。

・当日欠席などの緊急連絡は、お電話にてお願いいたします。

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◎ミュージアム・アクセス・ビューとは?

目の見えない人/見えにくい人と、作品を介してお互いに会話を楽しむ、「ことば」を使った鑑賞ツアーを行っています。
作品からのメッセージをさぐり、鑑賞を深め、それぞれの「見え方」「感じ方」の違いに気づくことで、わたしたち自身の「ものの見方」を再認識します。
一人で静かに鑑賞するのとは違い、障害の有無、いろんな職業や年齢、経験の違う人たちとおしゃべりをしながら作品を見る新しい鑑賞の試みです。
「会話を楽しむ」ことができる人なら、誰でも参加可能です!

Facebookやブログで、レポートなどを公開中

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第43回鑑賞ツアー「あの時みんな熱かった!アンフォルメルと日本 の美術」@京都国立近代美術館

ミュージアム・アクセス・ビュー&京都国立近代美術館プレゼンツ!
2016年8月28日の朝晩が少しひんやりし始めた頃に、鑑賞ツアーをおこないました。

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鑑賞ツアー前には、京都国立近代美術館 主任研究員 平井さんに、当時の日本の美術家たちに大きな衝撃を与えたといわれる「アンフォルメル(不定型の表現)」について解説をいただきました。

ミュージアム・アクセス・ビューでは、鑑賞ツアーへ入る前に、鑑賞展覧会の作品の中から選んだ作品の“点図”を、見えない・見えにくい人を中心に配ります。
点図というのは、「突起した点を並べて描いた絵や図のこと。視覚障害者が絵や図を理解するために用いる」もので、これを作るスタッフは毎回苦労されているのですが…(苦笑)

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今回作成された点図のうち、森田子龍の「底」という書の作品の点図がありました。参加者が見てもさわってもよくわからなかったのですが、実際に作品を見た時に「あぁ!コレ!!」と声が1オクターブ上がるグループもあり、「書の作品で、予想外に会話が弾んだ。」という感想もいただいて、点図の持つポテンシャルをあらためて実感しました。

展覧会場の作品は、洋画・日本画・水彩画・彫刻・書など、約100点が5つのブースに分かれてありました。 全体的に抽象的な作品が中心で、「男女間で面白いと思うポイントが違って面白かった」という感想の通り、多様な解釈が参加者の中でも生まれていたようです。

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鑑賞ツアー後のふりかえりでは、「視点の違う人たちの言葉で、作品を立体的に鑑賞できた(見えない人)」、「抽象的なものを言葉にするのが難しい(見える人)」といった感想があがる中、特に多く聞かれた感想は「懐かしかった」です。 展示作品のモチーフや、そこはかとない空気感やにおいといったものなどから、過去の記憶と結びついた方が多かったようです。

「ワイヤーがゴチャッとなっていたりする感じとかは、わたしらが子どものじぶん、そこらへんの工事現場へ入っていったら、どこでもそんなんがコロがってる感じでしたわ。抽象の作品を作った人も、どっかでそういう景色を見とった記憶がどっかに入っとるんでしょうなー」といわれた、見えにくい人の感想はとても印象的でした。

京都国立近代美術館/ミュージアム・アクセス・ビュー 連携企画 平成28年度 第43回鑑賞ツアー 「あの時みんな熱かった!アンフォルメルと日本の美術展」 

今回の鑑賞ツアーは「あの時みんな熱かった!アンフォルメルと日本の美術展」です。
「もはや戦後ではない」が流行語となった1956(昭和31)年、パリで活躍する美術評論家ミシェル・タピエがセレクトし、「アンフォルメル」(不定型の芸術)と名付けた欧米の最新の美術作品群が、日本に上陸しました。
 作者の行為(アクション)の痕跡や鮮烈な色彩、素材そのものの生々しい物質感を強調したこれらの作品は、日本の美術家たちに大きな衝撃を与え、以後数年にわたり、洋画や彫刻のみならず、日本画や陶芸、生け花といった日本の伝統的な表現ジャンルで、アンフォルメル風の"熱い"表現が爆発的に流行しました。
 本展では、ジャンルの広範さと展開の多様さにおいて日本の美術史上例を見ないこの特筆すべき現象を、約100点の作品で紹介します。(京都国立近代美術館ホームページより転載)
ツアーの前に、今展覧会ご担当の方に解説をしていただく予定でおりますので、是非ご参加ください。
 
鑑賞ツアーコーディネーター:ミュージアム・アクセス・ビュー 
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで museumaccess.view@gmail.com
 
◆日時
2016年8月28日(日)13:00~16:30
 
◆場所
京都国立近代美術館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
ウェブサイト(展覧会のページです)  http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2016/415.html
 
◆会場アクセス
※市バスは大変混雑が予想されます。なるべく地下鉄でお越しください。

・JR京都駅からバスをご利用の方
  JR・近鉄京都駅前
    (A1のりばから) 市バス5番 岩倉行
    (D1のりばから)市バス100番(急行)銀閣寺行
         「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

・阪急電鉄・京阪電鉄からバスをご利用の方
  1.阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から 市バス5番 岩倉行
  2.京阪祇園四条駅から 市バス46番 平安神宮行
      それぞれ「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ

・市バス他系統ご利用の方
  「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
  「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約10分

・電車をご利用の方
  1.JR京都駅と阪急烏丸駅からは、市営地下鉄烏丸線(国際会館行)に乗り換え、
   更に烏丸御池駅で、市営地下鉄東西線(六地蔵行)に乗り換え、東山駅下車
  2.京阪三条駅から市営地下鉄東西線京阪三条駅へ移動し、(六地蔵行)に乗車し、
   東山駅下車
       東山駅から徒歩10分
 
◆当日の集合場所/時間
1. 京都国立近代美術館講堂 12:50
2. 地下鉄東西線「東山駅」改札 12:40
 
◆募集人数
見えない人・見えにくい人 10名 見える人  20名
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
 
◆参加費 
500円
 
◆当日のスケジュール
13:00~14:00 受付、グループ分け、鑑賞の方法や視覚障害者の手引きをレクチャー
14:00~15:20 展覧会鑑賞
15:30~16:30頃まで ふりかえり
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■■■ツアーのお申込み/お問合せ■■■
1.お名前  2.連絡先  3.障害の有無  4.障害のある方は同伴者の有無
  5.集合場所  6.過去に鑑賞ツアーへご参加いただいたことがありますか?
 以上の項目を、お電話又はメールにてお申込ください。
・電話 080-5352-7005
・メールアドレス:museumaccess.view@gmail.com
 確認後、折り返し確認メールを送ります。
・当日欠席などの緊急連絡は、お電話にてお願いいたします。
 
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 
ミュージアム・アクセス・ビューとは?
目の見えない人/見えにくい人と「ことば」を使った鑑賞ツアーを行っています。作品を介してお互いに会話を楽しむことを目的としています。作品からのメッセージをさぐり、鑑賞を深め、またお互いの「見え方」「感じ方」の違いを発見し共有していきます。一人で静かに鑑賞するのとはまた違った、いろいろな職業や、年齢、障害の有無、経験の違う人たちとおしゃべりをしながら作品を見る、新しい鑑賞の試みです。「会話を楽しむ」こと ができる人なら誰でも参加可能です!
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京都国立近代美術館/ミュージアム・アクセス・ビュー 連携企画 第42回鑑賞ツアー 「オーダーメイド:それぞれの展覧会」

「オーダーメイド:それぞれの展覧会」では、美術館の数多あるコレクションから選りすぐりの作品が展示されています。

だた、通常のコレクション展とは違った展示方法がとられています。

各作品は、通常の展示で見られるような、ジャンルや技法といったカテゴリーで分けられているのではなく、「Money」や「Body」といった『キーワード』でくくられて、会場内11のエリアに分けて展示されています。
ですので、「日本画」と「写真」が1つのエリアに並べて展示されていたりします。

参加者は、見えない・見えにくい人6人、見える人11人で、そのうち初参加の方も6人いらっしゃいました。
鑑賞中は、交代で視覚障害者を手引きしてもらうので、手引きのレクチャーを行います。 初参加の人は、緊張してして腕がガチガチになってしまう人もいました。

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鑑賞を始めるにあたって、担当の方が「どこから始めればいいか迷うのではないか」と、11のキーワードを予めカードにして用意してくださっていたので、見えない・見えにくい人にカードを1枚づつ選んでもらい、ゲームっぽい感覚は否応なしに高まっていきました。展覧会場内は順路や動線が決まっているわけではなく、いろんなジャンルの作品があちこちにあるので、各グループは思い思いにいろんな作品を鑑賞していきました。

「うわー、全部に名前ついてるー」
「色見本って、こんなに名前ついてた?」   笠原恵実子《MANUS-CURE》

「これって朝顔っていわなかったっけ?」   マルセル・デュシャン《泉》

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「…人…どこ…?」              マックス・エルンスト 《人間の形をしたフィギュア》(像)

 ●… 鑑賞の様子 …●

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約1時間半の鑑賞を終えて、いつものように感想を話し合います。

「初めてでしたが、上手に言葉を引き出してくださって、とても楽しかったです」

「平面だけ、立体だけと1つのジャンルだけを見る感じじゃなくて、本当に色んな物を鑑賞できて満足だった」

「1人で美術館に来ると、『元を取らないと』全部見ようと頑張ってしまうけど、今日はちょっとしか見ていないのに十分だし、話しながら鑑賞することでほっこりもした」

「この作品とあの作品がどう関係してるのかとか、謎解きしているみたいで面白かった」

「向かいの京都市美術館は、ルノアールとかビッグネームを展示しているのに、なんでまたこんなコレクションでの展示をしようと思ったのか?」と、美術館担当者への質問も飛び出しました。

今回から、事前のインストラクションを丁寧にしようということで、全体で3時間半の長丁場でしたが、一様に楽しんでいただけた様子でした。

日時:平成28年5月15日
場所:京都国立近代美術館
参加者:スタッフ 7人
      見えない人・見えにくい人 6人
      見える人 11人

京都国立近代美術館/ミュージアム・アクセス・ビュー 連携企画 平成28年度 第42回鑑賞ツアー 「オーダーメイド:それぞれの展覧会」 

今年度最初の鑑賞ツアーです。今回の鑑賞ツアー「オーダーメイド:それぞれの展覧会」のみどころは、鑑賞者が順路やテーマを選択しながら鑑賞することで、展覧会の見え方が変化するプログラムというところです。
従来の展覧会では作品を鑑賞する順路が決まっていて、鑑賞者が次に見る作品を選択するといったことはほとんどありません。
また、見えない・見えにくい人が鑑賞する作品を決める際は、見える人に作品を決めてもらって鑑賞されていることがほとんどだと思います。
鑑賞者が作品を選択しながら進めていくといったスタイルは、見えない・見えにくい人も一緒に選択しながら鑑賞を進めることのできる、ユニークな展覧会ではないでしょうか。
ちょっとしたゲーム感覚で、ご参加くださいませ。
鑑賞ツアーコーディネーター:ミュージアム・アクセス・ビュー 
お問い合わせ、お申し込みはこちらまで museumaccess.view@gmail.com
 
◆日時
2016年5月15日(日)13:00~16:30
 
◆場所
京都国立近代美術館
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
ウェブサイト(展覧会のページです)
 http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2016/412.html
 
◆会場アクセス
◎JR京都駅からバスをご利用の方
 JR・近鉄京都駅前
 (A1のりばから) 市バス5番 岩倉行
 (D1のりばから)市バス100番(急行)銀閣寺行
 「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
 
◎阪急電鉄・京阪電鉄からバスをご利用の方
 1.阪急烏丸駅・河原町駅、京阪三条駅から 市バス5番 岩倉行
 2.京阪祇園四条駅から 市バス46番 平安神宮行
 それぞれ「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
 
◎市バス他系統ご利用の方
 「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車徒歩5分
 「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約10分
 
◎電車をご利用の方
 1.JR京都駅と阪急烏丸駅からは、市営地下鉄烏丸線(国際会館行)に乗り換え、
 更に烏丸御池駅で、市営地下鉄東西線(六地蔵行)に乗り換え、東山駅下車
 2.京阪三条駅から市営地下鉄東西線京阪三条駅へ移動し、
 (六地蔵行)に乗車し、東山駅下車
 
◆当日の集合場所/時間
1. 京都国立近代美術館入り口 12:50
2. 地下鉄東西線「東山駅」改札 12:40
※市バスは大変混雑が予想されます。なるべく地下鉄でお越しください。
 
◆募集人数
見えない人・見えにくい人 10名 見える人  20名
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
 
◆参加費 500円
 
◆当日のスケジュール
13:00~14:00 講堂にて受付、グループ分け、鑑賞の方法や視覚障害者の手引きをレクチャー。
14:00~15:20 展覧会鑑賞
15:30~16:30頃まで ふりかえり
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■■■ツアーのお申込み/お問合せ■■■
 
・1.お名前 2.連絡先 3.参加日時 4.障害の有無 5.障害のある方は同伴者の有無 6.集合場所
 以上の項目を、お電話又はメールにてお申込ください。
・電話 080-5352-7005
・メールアドレス:museumaccess.view@gmail.com
 確認後、折り返し確認メールを送ります。
・当日欠席などの緊急連絡先は、お電話にてお願いいたします。

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